若旦那の広島びいき - 東日本大震災の炊き出し活動 その2

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東日本大震災の炊き出し活動 その22011/05/03 3:56 pm

こんにちは。

広島市内の観光地や、宮島の観光情報、広島県内の観光地を

ご紹介しておりますパークサイドホテル広島平和公園前の若旦那です( `ー´)ノ。

先日からご紹介しております炊き出し活動レポートの

続きです。

出発してまる24時間で、ようやく仙台に入りました。

途中名古屋に立ち寄る必要があったので、遅くなったのですが、

さすがに24時間ぶっとおしはきびしい〜〜〜!

でも、、、太陽のお日さまを浴び始めたら、なぜか

元気に!

人間ってすごいな〜!













仙台市に近付けば近付くほど渋滞が厳しくなっています。













あらゆるところに、現地で活動されると思われる見た事もないような重機が

運搬されていました。復興に向けた光を感じます。














高速を降りた時、正直ほっとしました。

さあ、これから本番です。

まず最初に向かったのが、東松島市です。













東松島市にあります東松島コミュニティセンターで

13時から炊き出しの予定です。

到着して驚いたのですが、あれ?あまり被害がない、、、














周辺の町の建物も壊れている様子もなければ、この

コミュニティセンターも大丈夫そう。。。

と思ったら、正面玄関に、、、













話を聞いてみると、この近隣の建物は無事に見えるけど、

中は地震でひどいことになっているそうです。

そして、ここからすぐのところが津波に襲われてしまったそうで

このコミュニティセンターにはかなりの方が避難されているとのことでした。














トラックを中庭にいれさせていただき、さっそく炊き出しの

準備を始めました。

最初の炊き出しなので、慣れていなくてみんなあわてふためいて、

効率がわるかったのですが、徐々に作業効率があがってきました!














現地の方にも応援いただいて、協力して作業を進めました。













うどんの茹で釜も準備オッケイ!













フランクフルトも事前に茹でてあとは焼くだけ!

炊き出しが始まると150人近い方に、食べて頂く事ができました!

喜んでいただくって、ほんとに幸せなことです。

炊き出しがはじまったころに、私は別隊となって

救援物資の配布に仙台市の宮城野区に入りました。

向かったのは、仙台つどいの家です。

こちらは知的障害者の方の通所更生施設になっており、

今回私に声をかけて下さった恩師の方の知り合いの方が

施設長をなさっておられ、救援を求めていただきました。

仙台 つどいの家











見た目には被害を受けてなさそうだったのですが、

施設にトラックを止めて、物資を運ぼうとしたところ、

いろんなところが壊れていることに気づきました!














窓ガラスがわれて、ブルーシートで覆っています。













建物の至るところが、ひび割れ、土台から盛り上がったりして、

建物が傾いています。













施設長に案内していただきましたが、話を聞くと、

最初の地震ではここまで壊れていなかったそうです。

次に来た大きな余震でこんなにもひどい壊れ方をしたそうです。













地割れのようになっています。

周辺の建物もひどい状況なんだそうです。












建物の中にはいると、さらにひどい、、、、

天井は抜け落ち、あたり一面残骸で歩く隙間もありません。














抜け落ちた時はたまたま職員の方も、施設に通っている方も

いなかったそうで、事なきを得たのですが、

ほんとに危ない状況です。














施設に物資を置いた後に、通所されている方々が一緒に

写真を撮りたいと申し出て下さいました。














そして、みなさん遠くからきてくれてありがとうって

言って下さいました。こちらが助けないといけない立場なのに、

なんだかこちらが救われた感じです。

これから建物も建て直す必要があるとのことで、

財政的にも精神的にもつらい状況になっておられます。

ぜひつどいの家に全国の皆様からの善意を頂戴できればと思います。

つづく。

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