若旦那の広島びいき - 「ここだけ時間が止まったような空間にしたかったんです」 〜赤い屋根〜

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「ここだけ時間が止まったような空間にしたかったんです」 〜赤い屋根〜2009/03/25 9:30 pm

村下孝蔵さんご存知ですか?



♪五月雨は緑色 悲しくさせたよ一人の午後は
   恋をして淋しくて 届かぬ思いを暖めていた♪


有名な初恋
ですね。



私はなぜだか、この歌を小さい頃よく耳にした記憶があり



ちょっと時代がちがうんですが、未だに歌えます。


(歌唱力に難ありですが、、、)




その村下孝蔵さんの住まいが、一時期広島にあったこと
みなさんはご存知でしょうか?



並木通りにお店をだされていたこともあるんです。



その村下孝蔵さんの歌の中に



北斗七星


という歌があります。



この歌の出だしに


♪赤い屋根の家に住みたい 小高い丘に建ってる♪


とあります。


この赤い屋根、、、、、実在するんです。



村下さんが1980年に広島に来られた時に
赤い屋根という喫茶店をよく訪れていたことが
きっかけで作られた歌



それが”北斗七星”です。




行こう行こうと思っていたのですが、
なかなか行けず、先日ついに行ってきました。



広島の北部の毘沙門台というところに
喫茶店”赤い屋根”があります。













外観は非常に歴史を感じる、そして優雅な
雰囲気を醸し出しています。


敷地の入口には











1979年から営業されている証が
彫られていました。










建物の左手にお店にあがる階段があります。










階段もきちっと清掃されておられます。
歴史を感じる中にも、威厳さが漂っています。












この入口から中にはいると、毘沙門台から見える
景色全てを自分のものにできるガラス張りの
席が迎えてくれます。









それがこの景色。

感動します。











このお店の看板もいい感じです。










お店に入り、コーヒーとコーヒーゼリーを
注文しました。



コーヒーゼリーにはたっぷりのアイスクリームが!


私の大好きな食べ方だったので、
ちょっと驚いてしまいました。










いきなりお話するのもと思い、空間を眺めていると
テーブルや椅子、家具などがすごく美しく
磨いてある事に気づいて



思わず




「この家具はいつからあるんですか?」



といきなりにしては、意味不明な質問を
してしまいました。



「30年前から何も変えていないんですよ」


と温かいお答えが。


一同、びっくりです。



そんな風な家具には到底みえません。



やはり手入れが肝心なのですね。


「実は村下孝蔵さんのお話を聞いて、伺ったんです」



すると、凛とした女性のオーナーが


「北斗七星きかせてあげましょう」



私は初めて聞いたのですが、




非常に素敵な歌です。



こんな歌に込められた思いの先が
このお店なんですね。



「実は北斗七星の話はずっと人に言ってなかったんです。」



「たまたま中国新聞の方が別の事で取材にこられて
 そのときにたまたま話したのがきっかけで広がった
 みたいです。」



話を聞いてみると、もともと北斗七星の歌が
世に出た時に、


「この赤い屋根ってどこだろう?」


とファンの間で評判になっていたみたいで、
誰も知りうることができなかったそうです。



それで、取材を受けた時に話した内容が
知れ渡り、、、



村下孝蔵さんのファンの方が全国から
お越しになられたんだそうです。



そういうつながりがあったんですね。



そして、帰り際に


「ここだけ時間が止まったような空間にしたかったんです」



とおっしゃっておられました。


確かに時間が止まって、なんだか懐かしい
そして心癒される空間でした。


是非行かれてみてください。


本当に落ち着きます。



住所  広島市安佐南区毘沙門台2-4-3

電話  082-879-3006


営業時間は


「今は長く営業を続けていきたいので、
 朝10時から夜は8時には閉めています」


とのことでした。

また是非寄らせて下さいね。

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